神経可塑性(しんけいかそせい)と思われる希望の事例
2022年8月、脳出血後に「脳にゴルフボールほどの空洞が残っている」と診断された66歳の男性がいらっしゃいました。(2025年4月に来院)
「もうこれ以上は改善しないのでは」と、ご本人もご家族も不安を抱えていたそうです。
その後、当院で神経免疫活性療法を3か月間、合計14回受けられました。半年に一度のMRI検査を続けていたのですが、今年7月の結果では「空洞が完全にふさがっている」と医師から伝えられたのです。
POINT
これは、脳が本来持つ「神経可塑性(しんけいかそせい)」の力が大きく働いた例だと考えられます。
これは、脳が本来持つ「神経可塑性(しんけいかそせい)」の力が大きく働いた例だと考えられます。
神経は一度ダメージを受けても、あきらめずにつながりをつくり直す力を持っています。
「もう無理かもしれない」——そんな気持ちになることもあるかもしれません。
しかし実際には、体の中で少しずつ新しい回復の道が生まれていることがあります。
この事例は、年齢に関係なく、神経には回復の可能性が残されているという希望を伝えてくれます。