札幌の脳梗塞・脳卒中の症状改善

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脳梗塞・脳出血とは?

「脳梗塞」は、脳内の血管が細くなったり、血液が固まってできた血栓により脳の血管が詰まってしまい、血液の流れが止まるために発生する症状です。

脳の血管が詰まったり破れると、脳に血液が行き届かなくなり、酸素が不足し、栄養不足になります。この状態が続けば、脳細胞(神経細胞)が壊死してしまい、様々な障害が生じます。

「脳出血」は

脳内にある細い動脈が、何らかの原因で破れることで脳内出血する病気です。脳内に出血した血液は、やがて血腫となり、さらに時間が進むと脳にむくみが生じます。この血腫とむくみがさらに脳を圧迫することで、吐き気や意識障害など様々な症状が出現するとともに、脳へのダメージが大きくなります。
この脳の血管異常による障害を脳卒中といいます。

脳梗塞は脳卒中の1つの病態のことであり、脳卒中のうち、血管が閉塞するのが脳梗塞です。血管が破れて出血した場合、脳出血やくも膜下出血になります。
よく聞く”脳卒中”とは、脳梗塞、または脳出血のことを指します。

厚生労働省発表の「平成26年(2017年) 患者調査の概況」によると、脳血管疾患の総患者数(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は全国で111万5,000人になります。

脳梗塞の分類・種類

脳梗塞には臨床上、以下の分類があります。
アテローム性脳梗塞
アテローム脳梗塞は、ドロドロした粥状の塊によって動脈が狭くなることが原因で生じます。脳内の太い動脈や頚動脈で起こります。血管の壁にコレステロールが溜まることで動脈硬化が生じ、血流を悪くします。

動脈硬化の危険因子である、

  • 高血圧
  • 高脂血症
  • 糖尿病

などがある場合起こりやすくなる脳梗塞です。

ラクナ梗塞

ラクナ梗塞は、脳の深い場所に発生する直径15mm以下の小さな脳梗塞です。「ラクナ」は、ラテン語で「小さなくぼみ」という意味です。

脳の奥には、太い血管から枝分かれして脳の深い部分に酸素や栄養を送り届ける細い血管があります。ラクナ梗塞は、この極小の血管が詰まって引き起こされます。

他の脳梗塞に比べて細い血管が詰まるので、障害の程度も軽い場合が比較的多い脳梗塞です。

心原性脳塞栓症

心原性脳塞栓症は、心臓の中にできた血栓が脳へ向かう頚動脈や椎骨動脈へと流れ込み、脳の血管まで到達し、血管を閉塞させます。

脳内の太い血管を詰まらせるので、突然発症して意識障害など重篤な神経症状を招き、死に至ることもある、危険性の高い脳梗塞です。
・心房細動などの不整脈
・心臓弁膜症
などの心疾患がある方に起こりやすい脳梗塞です。

脳出血の分類・種類

脳出血の臨床上の分類は以下のようになります。

被殻出血

脳出血で一番多く、脳出血の40-50%程度を占めます。
脳内の被殻という部位に出血を伴い、障害が生じます。被殻の内側には内包と呼ばれる運動神経の経路があります。血腫がその内包に及ぶと反対側の半身の運動麻痺が出現します。

左側(優位半球)の出血の場合には失語症を伴うこともあります。優位半球の脳には言語機能野が存在し、被殻が中継の役割を担っているためです、

視床出血

脳出血の30%程度を占め、被殻出血の次に多い出血場所です。

視床は感覚の中継核として知られています。嗅覚以外の感覚情報(光、味覚、触覚、身体の動き)を大脳に伝える中継所です。よって、視床出血の場合、触覚だけではなく、味覚なども含めた感覚障害を伴う場合が少なくありません。

そのほかにも意識障害や感覚障害、運動麻痺、眼球症状(視線の偏移)、協調運動障害(スムーズな運動ができなくなる)などが出現します。

皮質下出血

脳出血の10-20%程度を占めます。大脳の表面を覆っている部分を皮質といいます。
皮質下出血とは、大脳の皮質の出血を指します。他の部位の出血とは原因や病態、治療方針がやや異なる場合が多いです。皮質下の症状は出血した部位の局所障害に伴う症状と、頭蓋内圧亢進に伴う症状に分けられます。

局所障害に伴う症状としては、運動野に障害部位があれば運動麻痺が、言語中枢にあれば言語障害が出現します。その他には、視野障害や認知機能障害、感情の障害、高次脳機能障害などが生じることもあります。

また、頭蓋内圧亢進に伴う症状としては、頭痛、嘔吐、意識障害、痙攣などがあります。
頭部は頭蓋骨によって密閉し、閉鎖されているため、出血などで頭蓋の内圧が亢進することで脳全体が圧迫され、脳全体の機能に障害が生じます。

小脳出血

小脳は、体の平衡感覚を司る部位で、脳幹と呼ばれる、根本の生命活動をコントロールする部位のすぐ近くにあります。小脳に出血を起こすと体のバランスが悪くなり、めまいを生じます。めまいに起因して嘔気、嘔吐を合併したり、呂律が回らなくなる症状が見られることもあります。出血が大きくなると意識障害を伴い、脳幹に影響を与えると命に関わることもあります。

脳幹(橋)出血

脳幹部には呼吸や血液循環など生命を維持するための重要な神経が集中しており、脳幹の出血は重篤な状態になるケースが多いです。出血量が多い場合などには、そのまま意識消失、呼吸停止が起こり、命に関わります。出血が小さい場合でも意識障害を残す事も多いです。

脳梗塞・脳出血の後遺症

脳梗塞や脳出血になることで様々な後遺症が発生することが知られています。後遺症は世間的にあまり知られていないものもたくさんあります。

運動麻痺(片麻痺)

身体の左右どちらかに起こることが多いことから、片麻痺とも呼ばれます。運動麻痺では、脳から筋肉への神経伝達が円滑に行えなくなり、筋力低下を伴う、運動のしにくさが後遺症として現れます。

損傷する脳細胞の部位によっては感覚障害だけ、あるいは運動麻痺だけが起こる場合もありますが、ほとんどの場合、運動麻痺と感覚障害の両方が出現します。

もちろん、損傷した脳細胞の部位や障害された程度によって運動麻痺や感覚障害の程度は人によって異なります。

運動神経が脳の奥の脳幹というところで左右に交差しているため、脳の障害の反対側に症状が発生します。手足の先の細かい動きのみに障害が起こる軽度なものから、手足が動かなくなる重症のものもあります。また上述のように小脳が障害を受けると身体のバランスが取れなくなります。ふらふらして立っていられなくなったり、めまいが後遺症として残る場合もあります。

感覚麻痺(しびれなど)

片麻痺と同様に左右どちらかに現れやすい特徴があります。感覚の障害の主なものには、いわゆる”しびれ”があります。
また、物を触ったときの手の感覚が薄くなったり(表在感覚の障害)、自分の腕がどこにあるのか目視で確認しないとわからない(位置覚)という場合もあります。鈍くしか感じられないというものが多く聞かれる悩みですが、逆に痛みを強く感じることもあります。(痛覚過敏)

視野障害

脳幹の眼球運動を司る部分が障害を受けると目に映るものが二重に見える後遺症(複視)が現れる場合があります。また、後頭葉など視覚を司る部分に脳梗塞があると半盲が発症する場合もあります。半盲は片目、あるいは両目で見ても視野の左右どちらかが見えなくなります。視野の範囲の4分の1が欠けるなど、部分的に見えなくなる(視野欠損)が起こる場合もあります。

構音障害・失語症

失語症は大脳の言語中枢に障害を受けると発生します。運動性失語と感覚性失語の2つのパターンに分かれます。運動性失語では、思った通りに口や喉の発声機能が動かせなくなり、思い通りに話せなくなります。感覚性失語では、話の意味を理解したり、文字を読んで意味を理解することができなくなってしまったり、「緑」と言いたいのに「車」と言ってしまう場合などがあります。

高次機能障害

思考や記憶、学習に関わる脳の前方部分に損傷が起こった場合には、失認や失行などの症状が出現します。失認とは視覚などに障害がないのにも関わらず物事を認識できなくなることです。見えているはずなのに視野の片側を認識できなくなるもの(半側空間無視)も失認の一種です。また失行とは、普段使用している物の使い方や衣服の着方がわからなくなる症状のことをいいます。

嚥下障害

運動障害・感覚障害により口や舌のどなどの動きがスムーズにいかず、食べ物や飲み物をうまく飲み込めなくなります。食物が喉に詰まりやすくなったり、誤って気管に入り込んでしまいやすくなり、むせることが多くなります。これを誤嚥(ごえん)といいます。また、飲食物が気管へと流れ込み、肺に炎症を起こしてしまう事を誤嚥性肺炎といいます。

排尿障害

排尿の間隔が短くなったり、トイレに間に合わなくなったりすることがあります。排尿をコントロールする神経回路に障害を受けることで発症します。排尿後、またすぐに尿意が起こり、何度もトイレに行ったり(頻尿)、尿意の我慢ができず失禁してしまったりします。
認知症・うつ症状や感情障害などの精神症状
脳梗塞のうち、認知症との関わりが深いのはラクナ梗塞とされています。

ラクナ梗塞は症状が軽度な場合が多く、気づかないまま脳の各所に起きていることがありますので、徐々に脳の認知機能を司る部位が障害され、症状が出てきます。症状としては自発性や意欲の低下などがよく見られます。また意欲や活動性の低下によりうつ病にもつながります。
痛み

筋肉はゴムのような性質を持ち、常に適度な緊張(張り)状態を維持することで人体は円滑に運動することができます。しかし、脳卒中によって、筋肉の適度な緊張(張り)を維持する機能が失われてしまうと、常に腕や足、体幹(腹筋・背筋群)などの筋肉が緩んだままになってしまい、円滑に運動することができなくなってしまいます。これを”弛緩性麻痺”と呼ばれます。

逆に、筋肉が常に過度に緊張している状態になり、こわばって固まってしまうこともあります。これは”痙性”と呼ばれる症状です。

筋肉は骨を支え、関節を保護する役目もあるため、緩んだ状態でも過緊張の状態でも筋肉や関節に痛みが生じやすくなります。